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【ベスパレストア計畫】コツコツ修理すること1年、ようやく完成?最終回!|修理総額:5萬8129円でした。

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1年以上かけて元通りに組み直したぞ!

なんとも長かったベスパP125Xのレストア計畫だが、ようやく完成させることができた。といっても全塗裝までしていないのでメンテナンスの延長みたいなものだが、これで安心して乗ることができるようになった。気になるのは総予算。路上復帰まで結局いくらかかったのだろう。

やっとベスパらしいカタチになった。

シフトワイヤーを組み直す。
 喜び勇んで走り出そうとしたらエンストしてシフトワイヤーを逆に組んでいたことに愕然とした前回。あまりのショックに作業を再開する気力すらなくなったが、それでは一生終わらない連載になってしまう。重い腰を上げて作業を再開した。

 まずシフトワイヤーを逆に組んだということは、もう一度組み換えればいいはずだ。そこで簡単にできるエンジン側のワイヤーを入れ替えたが、これではダメ。ハンドチェンジ側のワイヤーを入れ替えないと操作とチェンジが一致しないのだ。これに気づくまで作業を繰り返すこと2回ほど。まぁ、素人作業と笑っていただきたい。

ブレーキペダルゴムを新調した。
 組み換えた狀態でテスト走行してみると、やっと普通にシフトチェンジできた。同時にしっかり止まるかも確認して、ブレーキの狀態も合格だ。ただ、繰り返しの作業で握力が弱っていたのか、クラッチが重く感じる。こんなものだろうか。

 とはいえ、これで整備するところはなくなった。最後の仕上げでブレーキペダルに新品のゴムを組むことにする。やはりゴムがないとブレーキング時に右足の裏が痛くなるので、こうしたパーツは新品交換が鉄則だ。

フロアの塗裝はどうする?

マットを敷いてごまかそう。
 ブレーキペダルゴムを裝著すると、どうしても目に入るのがPOR15で補修したままのフロア。青いボディ色とFRP繊維にPOR15を染み込ませて固めた黒いフロアのコンストラストがいやに強調されている気がする。ただ、ここからフロアを塗裝するなら色合わせした塗料を用意したり、塗裝面を整えたりと結構な労力が必要になる。かといってプロのような仕上がりには絶対ならないだろう。

 そこでひとまず元からついていたフロアマットを水洗いして敷いてみた。するといかがだろう。このままでいいではないか! と思うのは筆者だけだろうか。

ミラーを裝著。

ミラーを磨いてみたが効果はイマイチ。
 路上復帰するにはミラーが欠かせない。そこで付いていたものを磨いてみたもののメッキだけでなく內部までサビが進行していてどうにもならない。ここはひとまず放置して組み付けよう。

 また當初裝著されていた黒いプラスチック製のヘッドライトカバーは使わず、メッキリングを購入して裝著してみた。ここは単なる個人的趣味の部分で、網目模様の黒いカバーが好きになれなかっただけの話。キレイとは言い難いボディだが、このメッキリングをつけるだけでちょっと豪華なイメージになったとは思わないだろうか。

サイドカバーを裝著。
 殘るはボディサイドのカバーとプラスチック製で割れていたものを瞬間接著剤で補修したリヤフェンダーを裝著すれば準備萬端。でも黒いカバーからメッキに替えたヘッドライトリムに合わせるなら、裝著されたままの黒いゴムカバーは外したほうが統一感はあるだろう。でもこれを外したら內部がサビだらけ、なんてことも考えられる。ここはひとまず、そのままにしておこう。

気になる費用はおいくらだった?

適度なヤレ感を楽しもう。

 このようにして何とか最終回にすることができたベスパレストア計畫。長い時間がかかってしまったが、例えばサラリーマンの方が土日を使って作業しても同じくらいの時間はかかるだろう。素人が放置されていたバイクを路上復帰させるなら、急ぐことはない。ゆっくり時間をかけて楽しめばいいのだ。

 気になるのは時間よりも費用ではないだろうか。時間をかける分にはお財布の負擔にならないけれど、放置バイクを路上復帰させるための費用は誰しも気になるところ。いくら車両を格安で手に入れられても、修理費用が莫大になってしまうのなら、はじめから整備済みの中古車を選ぶのが得策といえる。ではこれまでの総費用を計算してみよう。

元に戻っただけのように見えるが安心して走れるようになった。

総額10萬8129円!

 昨年の春先に5萬円で手に入れた1978年式ベスパP125X。それから1年と4カ月を使って路上復帰まで素人作業で整備を繰り返してきた。果たして走り出すまでにいくらかかったのだろう。

部品代:4萬1399円
ケミカル?油脂類代:1萬6730円

合計:5萬8129円

 車両代を別にした総額が6萬円弱かかっていた。つまり車両代を含めたら10萬円を突破している。さらにここからナンバー取得と自賠責保険代がかかる。とはいえナンバー取得にお金はかからず、自賠責保険代(125cc以下なら1年7070円)だけが必要。これはどのような原付を手に入れてもかかる費用なので、ベスパだからという理由にはならない。いかがだろう。10萬円少々で古いベスパに乗り出せるのであれば安いものではないだろうか。手間隙は金額じゃないのだ!

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